新規就農

【理系エンジニアから農家へ】未経験から始める静岡での自然薯農家への挑戦 ~静岡で自然薯農業を始める vol2~

さて、前回静岡で作物を決めるまでの内容について書きました。

静岡で農家さん訪問をして、自然薯の栽培を行うことにしたので、今回はどうやって新規就農者になるか実例を紹介します。

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作物と場所を決めた後はどうするの?

こんな疑問に対して、私が実際に新規就農するまでに動いた内容を紹介します。

記事の対象者

・新規就農するまでの流れを知りたい方
・具体的な体験談を知りたい方

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新規就農するには

まず農家になるためには下記3つの方法があります。

雇用就農・・・農業法人や企業に就職する。
独立就農・・・起業して農業を始める
✅親元就農・・・家業を継いで農家になる

特徴としては、雇用就農は、給料や休暇を会社からもらうことができます。ただし、自分のやりたいことはできず、サラリーマンと同じようになります。一方、独立就農は起業となるため、自由度は高いですが、技術がない場合は生計が成り立たない場合があります。

そのため、技術を習得するため、雇用されて技術を学ぶか、農家さんに研修に行き、技術を学ぶ方法があります。

これまでサラリーマンで働いてきた私は、自由度が高くて自分のやりたいことをやることを選択できる独立就農を選びました。ただ、技術や経験がないので、農家さんに技術を教えてもらう必要があります。

静岡県で新規就農する方法

静岡県では、JA・静岡県農業振興公社・農家が連携したがんばる新農業人支援事業というものがあります。

https://www.shizuoka-nk.or.jp/support/

このプランを活用して、各地域の先進的な農業経営者の下で、1年間、栽培技術や農業経営を実践的に学ぶことができます。(ただし無給です。条件を満たせば、就農準備年間150万円を活用できます)

2024年の計画では、JAふじ伊豆でイチゴやみかん、JA清水で中玉トマト・枝豆、JA静岡市で自然薯、JAとぴあ浜松で玉ねぎ・みかん、静岡県温室農協でメロンなどの作物の受け入れが計画されております。

この支援事業で研修を受けるには、事前に現地視察を受け、面接選考会を通過する必要があります。例年一次面接は8月、2次面接は11月ごろ計画されており、その1か月前に現地見学会が予定されています。

年に1度しか募集がないため、計画的に現地見学会に行き、応募書類提出・面接選考を受ける必要があります。

・応募する場合、書類提出期限や面接の時期はチェックしましょう。
・1年ほど期間をとり、作物選定するとよいです。

当初、この支援事業で新規就農することを考えていた私は、2月と7月ごろに現地見学に参加し、作物を決定し応募書類を提出しました。
作物を自然薯に決定した流れなどはこちらの記事を参考にしてください。

参加したのですが、けっきょく私はこの支援事業での新規就農することを断念しました。

断念した理由は、これまでこの制度で新規就農している人が数名いたからです。これは研修がうまくできている証明にもなりますが、後発であればあるほど、農地が減っており、望む地域に農地がないことを懸念したからです。
また、静岡市内に住む必要があったということもネックでした。(妻の実家がJA大井川管内のため。)

私が新規就農した方法

ではどうやって、新規就農したのか。

妻がJA大井川管内に実家があるため、がんばるの支援事業と並行して、JA大井川でも新規就農するための方法があるか相談してみました。

せっかくなら、住む場所も妻の理想をかなえつつ、自分のやりたい理想をかなえるためベストの方法がないかと話を聞いてみました。

JA大井川に相談したところ、JA大井川の地区でも自然薯を育てている農家さんがいることを教えてもらい、自然薯農家として研修・新規就農できるかの相談に行きました。

話を伺ったところ、ちょうどこれまで自然薯農家としてやっていた人が高齢となり、自然薯をやめたため、20a程度の畑が空いているということを伺いました。また、新しい人が入ってくるのも、地域としては歓迎するということを言っていただきました。

さらにはすでに自然薯農家としてその畑ではやっていたため、支柱などの資材、水揚げ器等の設備についても道具はあるということをおっしゃっていただいたので、すでに畑、施設についても見込みが出てきました。

こんなことから、私はがんばるの支援事業ではなく、直接農家さんのもとで研修を受け、新規就農することを決定しました。

この方法では、畑が既に決まっているため、研修を受けつつ自分の畑で並行して作物を育てることができるため、1年目での収益も得ることができるためまさに望んでいた内容です。

当初のがんばる支援事業では、一年間は農家研修して、その間に畑を探し、2年目から自分の畑に作物を育てるため、収益化するには、2年ほど無給の状態が続きます

と、こんな感じで私は直接農家さんに技術を教えてもらい、自然薯農家になることにしました。

言いたいことは、地元の農家さんに話を聞くと、空いている畑の情報や実際の生の情報が聞けるので、場所、作物が決まったら、話を聞きに行くといい情報があります!

✅ 場所・作物が決まったら、農家さんに話をきく!
✅ JAに相談してみると農家さんを紹介してもらえる!

研修実績等なく少し不安な点もありますが、ファーストペンギンが一番いいかなと思って、とりあえず飛び込んでみるようにしました!

チャレンジチャレンジ。

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