こんにちは。
30代後半まで理系エンジニアとして働き、妻、娘と新規就農をすることを決めました。前回までの記事では地域・作物を決定するところまで書きました。今回は農地を借りて、やってい農地を移住する場所を決定することまで記事に書きました。
今回は実際に農地を借りて、農業研修をしている実際の様子を紹介します。
・農地が決まるまでの流れを知りたい人
・農業研修ってどういうことをするか知りたい人
・新規就農の最初の様子ってどんな感じか知りたい人
・農家さんとどういう交流をしているか知りたい人
過去の記事はこちら
農地決定までの流れ
まず、ざっくりの流れとしては、JAの新規就農の窓口に問い合わせをします。
その際にやりたい作物を確認されるので、自然薯やりたいというと、。。。
自然薯やりたいけど、農地を見せてもらって利できますか?
新規就農したいです。
自然薯農家さんにコンタクトとってみるからちょっと待ってて。
30分後。。。
●月〇日でいかがですか?
見せていただけます。
みたいな感じでさっと進んでいきました。農家さんも減っているらしいので、JAにとっても新規就農はうれしいんだと思います。早速農地を見せてもらえることになったので、実際に農地を見てきました。
師匠との出会い
当日はJAにて一度職員の方と会い、一緒に農家さんの家に行くことになりました。
JAの職員さんもわざわざ一緒に行っていただき助かりました。
農地で師匠に出会い挨拶をすると、すぐに自然薯の栽培の流れを教えてもらいました。それに経費や収益についても。農家さんは経験がすごいので実体験をもとにした話をしていただけるので非常に参考になります。
話を聞き、現在自然薯農家さんが高齢化の影響でやめていることを聞き、畑も空いているとのこと。さらに今なら、資材などもある程度あるため、すぐやれるよということを教えていただきました。
初期費用があまりかからないのは助かります。(ハウスだと5000万円以上。。。)
さっそく師匠の農地を見せてもらうと、きれいな自然薯の畑があります。
こんな感じでめっちゃきれいでないですか。
師匠と話を聞いた際の直感も含めて、師匠のもとで農家研修することにしました。
またふつうは研修中の一年の間に農地を決定して、研修の翌年から作物を作り、収益化できます。ただ、この地域では現在農地が空いているということで、研修と並行して習ったことをすぐに借りる農地で作物を育てることもできるということを聞き、これは助かる!
と思ってこれにしました。
結構農業研修の間は農家さんのもとでバイトのように働くということも聞いていたので、この方法であれば、習った知識をすぐに実践して、その年に収益化できる。最高!と思い決定。
農地ってどこだろ?
早速師匠に弟子入りすることを決めたので、いつから研修させてくださいという話をしました。
借りれそうな農地を見に行ってもよいですか?
じゃあ農地の所有者に借りれるか、聞き行くか
って感じで速攻で農地の所有者に話に行きました。
で、もう使っていないので、全然いいよと早速農地が決定。。。。
普通こんなすぐには決まらないらしいです。。。
実際には、農業研修者は新規就農者ではないので、農地をまだ借りることはできないのですが、農家さんが土地を借りて、私が研修で使うという体制で、初年度から畑を使わせてもらうことにしました!
助かります!
で借りた畑がこんな感じ。10aくらいの畑を刈りました。(実はもう一つ借りました)
こんな感じで畑には雑草が生えています。当たり前ですが、一年作物を育てていないので。
なので早速草刈りしていいですか?と農地の所有者に言ったら草刈り機も貸してくれました。
農家さんはなんでも持っていていろいろ教えてくれて超優しいです。
てな感じでまず最初は草刈りしました!
サラリーマンでなまった体にはこたえますが、ゲームの草刈り感があって非常に楽しいです。(ゼルダかなんかで草刈ってた気がする。。。)
なんか達成感があるのと、将来の投資になっている感があって気持ちい良いです。
草刈りのやり方も知らなかったけど、
最終的には草刈りしてこんな風になりました。
10aって思った以上に広いな。。。って感じでしたが楽しかったです。
後日師匠からはクマが来たあとのような畑だなと言われました。
もっと土の近くで刈れとのことでした。
まぁこんな感じで研修の最初の仕事は農地の草刈りから始まりました!.
そういえば草刈機って2st engineなんですね。ガソリンスタンドで混合(オイルとガソリン)を混ぜてもらって初めて作りました。
こんなことも知らないんだな、自分はという思いで新しい知識がどんどん身についています。
実際にはこの作業ではもちろん給料が発生しませんので不安な気持ちもありますが、これからも農業研修の様子を紹介してきます!。