Udemyで学んだPythonの基礎的な内容を実際に使って学んでみた
今回は、超初歩的なよく用いられる数式をまとめてみました。
【超初心者向け】 こんな人を対象としています。
・Pythonを始めたばかりの初心者の方
・インタラクティブシェルを使用したことがない人
・Pythonの基礎的な計算式を学びたい方
Pythonのコードが覚えられない
Pythonのコードは1回習っただけじゃ、覚えられないから、一度使ったものを整理してみよう。
数値の計算方法やprint()の表記方法もいっぱいあるから、毎回ググってます。
何度も使用していくと覚えられるから、基礎的なことでも、一度まとめていってみよう。
Pythonで数値の計算をしてみる
まずはPythonで数値の計算をしてみます。インタラクティブシェル(対話型シェル)だと、すぐに結果が出てくるので、そちらを使って計算していきます。
一般的な計算式
計算式はこちらの表にまとめています。
演算子 | 意味 | 例 |
+ | 足し算 | 1+3=4 |
- | 引き算 | 5-2=3 |
* | かけ算 | 2*4=8 |
/ | 割り算 | 10/5=2 |
** | 累乗 | 2**4=16 |
% | 剰余(割り算の余り) | 8%3=2 |
こんな感じで、インタラクティブシェルで”Python”と入力してEnterを押すと、Pythonが起動されます。計算式を入力し、Enterすると、計算結果が出てきます。最後に、Exit()を入力すると、Pythonを終了できます。終了後にclearを入力すると、これらの計算式はきれいに消去されます。
数式ライブラリmathを使用してみる
次にmath という数学関数のライブラリを使用してみます。Pythonでは数学関数がすでに準備されているので、自分で計算式を作る必要がありません。このmathライブラリを使用して計算を行ってみましょう。
mathライブラリの一例を表に記載します。
使用方法:math.数学関数(x)
数学関数 | 意味 | 例 |
math.fabs(x) | 絶対値 | math.fabs(-3) = 3 |
math.exp(x) | 指数関数 | math.exp(1) =2.718 |
math.log(x) | 対数 | math.log(e) = 1 |
math.sqrt(x) | 平方根 | math.sqrt(25)=5 |
math.sin(x) | sin関数 | math.sin(0)=0 |
math.cos(x) | cos関数 | math.cos(0) =1 |
math.tan(x) | tan関数 | math.tan(0)=0 |
この数学関数を用いて、実際に計算をおこないます。まずはmathライブラリをimportし、上記コードを入力します。
import math
a=math.fabs(-3)
b=math.exp(1)
c=math.log(b)
d=math.sqrt(25)
e=math.sin(0)
f=math.cos(0)
g=math.tan(0)
print(a)
print(b)
print(c)
print(d)
print(e)
print(f)
print(g)
プログラムを実行すると、計算結果が表示されます。数式通り計算されていることがわかります。(三角関数についてはラジアン表記になっています)
こんな感じで、Pythonではすでに数学関数が準備されているため、複雑な計算もライブラリを使用することで簡単に計算できます。
最後のおまけ
最後にmath関数にどのようなものが入っているか確認したいとき、help()を用いると中身を確認することができます。
print(help(math))
import math
print(help(math))
実行結果がこちらになります。こんな感じで中身も見れるので、参考に使用してみてください。